ちばぎん戦記

 3月5日、青田切腹堂、うすきいろ氏、落石横丁氏、浦和サポ広域手配毒舌核弾頭・岡山寒村氏、岡崎謙太郎少年、いつき嬢、さいこ嬢の7人は、柏に集結した。PSMだというのに、えらい気合いの入り方だ。
 出入り口から近いからという安易な理由で、アウェイ側の指定席で観戦することになる。我々の座席の周囲には疎らな市原サポと正体不明の欧米人たち。これではネット関連の人々に発見される事はないだろうな、と苦笑。市原のゴール裏に、背中に「仁」の文字を背負った人物が見え隠れしている。おそらくやまかん氏だろう。

 2度目のレプリカマッチ。
 筆者が恐れていたのは、柏が調整モードで主力を温存して、最初からぶんぶん本気モードの市原に足元を掬われて敗れる事、そして不測のカードの類だった。
 最初の心配は杞憂に終わった。柏のスタメンは大人気ないくらいにベストメンバー。(サーシャと朴建夏はベンチ入りしていなかった) あと今季期待の新人である町田がベンチに入っていなかったのはちょっと残念。
 一方の市原は、ベンソン、大柴といった新戦力がスタメン、しかしバロン、中西永輔は入ってない。永輔に至ってはベンチにも入っていない。舐めているのか、と思ったら故障したらしい。(舐めている余裕が
あるわけはない

 主審のゴールを告げる笛。
 試合開始
僅か2分。
 柏は北嶋のゴールで先制していた。
 左サイド平山のセンタリングを、渡辺光が折り返したところを、北嶋が叩き込んだ。
 得点のキッカケとなった左サイドの平山を、市原はどうしてどフリーにしていたのだろう。
 どうやら新戦力大柴がマーカーとして
まったく機能していなかったためらしい。

「あれ? もう入ったの?」
「2分で1点か、
前半だけで22点は入る計算だな」
 青田と岡山氏の会話である。

 この後も柏のペースで試合は続く。
 市原の(主として大柴の)
矢吹ジョーのようなそのノーガードぶりに、うすきいろ氏は石化している。
 ザムフィール監督もさすがに耐え切れなくなったのか、前半20分にして、大柴をピッチから放逐した。クーリングオフが有効かどうかは分からないが、今すぐに甲府に叩き返したい事だろうて。

 この交代が効を奏したのか、市原に流れは移る。
 効果的なパスの崩しからベンソンが2度の決定機を迎えるも、1度目はクロスバーに弾かれ、2度目は南の好守に阻止された。しかし2度とも得点を許してもおかしくないくらいに崩されたので、ちょっと
嫌な感覚がある。
 ベンソンは決定力こそ欠いていたモノの、アフリカ人独特の身体能力の高さは
侮れない。要注意な存在。そういえば市原第3の外国人はどうしたのだろう。確かルーマニア人のブルカといった。ベンチにすら入っていなかった。
 ところがそのブルカだが実はなんと――――。
 (どうやら青田切腹堂の左隣に座っていた欧州人がブルカだったらしい(ホントかよ))

 結局、前半は1−0のまま終了。残り22点は机上の彼方に消えた。

 後半開始早々、洪明甫大先生とニコライ・ザムフィール氏がパトラクシェ・ミラージュとジュノーンの如く相討ち(違)となって退場。
 ちなみに主審、副審とも問題の現場を観ていなかったらしい。洪先生が茶野を昏倒させたかどうかの真偽は不明
(まあ実際やったのかもしれん(汗))だが、相手チームの申告だけで選手に赤紙を出す審判の存在には一考の余地がある。(っていうか、くたばれ) 越山氏の存在はどうやら山の一角かもしれん。
 ザムフィールの所業に抗議する西野朗氏に柏サポから
「西野コール」が湧き起こる。実青田切腹堂はスタジアムで「西野コール」を聞いたのはこれが初めてだった。なんとも皮肉な。

「ちばぎんカップの出場停止って何処に持ち越されるんだ??」
「来年のちばぎんカップと違うか?」
「ザムフィール
来年までおるかんか?」
・・・・・・まさか
開幕戦に持ち越されるとは夢にも思っていなかった。

 10人の柏は下平→萩村として、洪のいなくなった穴を萩村で塞いで、守備的布陣で市原の攻撃を阻み続ける。
 1人少ない程度のハンデ、市原相手には
ちょうどいい。

 やがてカウンターから右サイドを突破した渡辺光のセンタリングを酒井がどんぴしゃで合わせて追加点。

 ロスタイムの市原の猛攻で、林にゴールを割られてしまうが、そこまでで試合終了。

 こうして再びうすきいろ氏は柏のレプリカに袖を通す事となった。我々がスタジアムを撤収したのが午後3時、うすきいろ氏が柏駅に辿り着いた時には時計の針は午後10時30分を廻っていたという。

 ……ちなみに。

 今回は別に酒で痛い思いはしなかったです。
 
期待していた皆さんには申し訳ない。(笑)

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